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原産地 |
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フレンチブルの原産地はフランスです。(別名ブルドッグ・フランセ)
おおもとはイギリスに由来を持つマスティフ系の末裔のブルドッグの血を引いています。 |
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一説にフランスの上流階級で好まれたとか、はたまたフランスの労働者階級のアクセサリー犬であったとか言われていますが、純粋犬種として認められたのは実はアメリカでした。 |
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いずれにせよ、一見引いてしまうような、でもしみじみ見ると味のある愛くるしい顔つきと、アンマッチに感じられるほどの情の深い性格から、日本でも根強い人気があります。 |
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大きさ・体重 |
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体重は8〜14kg、体高は30cm前後です。 |
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身体の特徴 |
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肌 : 柔らかく光沢のある、なめらかな皮毛に覆われています。 |
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口 : 奥行きのある角張った大きなあごの持ち主で、下顎の方が突き出たアンダーショット(受け口)が
特徴です。
閉じているときの凄みと裏腹に、笑ったときに見せる大きな口と舌がユニークです。 |
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耳 : ちょっとドキッとする言い方ですが、コウモリ耳(バット・イヤー)と呼ばれます。付け根が幅広く、
先端の丸い立ち耳です。その他の顔の造作とともに、この犬の豊かな表情を演出しています。 |
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足 : 筋肉質で、前脚は左右離れていて、がっしり踏みしめるイメージの力強さを印象付けています。
後脚は前脚より長く、腰が肩より高くなっています。 |
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尾 : 短く小さい尾。根元はこぶ状かスクリュー型で、先端は先細です。 |
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皮毛タイプ・毛色種 |
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皮毛は、柔らかくなめらかな手触りの短毛です。 |
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主な毛色は下記のとおりですが、それぞれ濃淡や模様にバラエティがあり、印象の違いが愛好家の自慢にもなります。 |
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| クリーム |
ホワイトに近いものから濃いものまでさまざま。 |
| パイド |
ホワイトをベースにした斑入り。 |
| フォーン |
茶系。レッドからライトブラウン、カフェ・オ・レまでさまざま。 |
| ブリンドル |
黒をベースにした褐色などの差し毛が入った毛色。 |
| タイガー・ブリンドル |
黄金色の地色に、黒いトラに似た縞模様を現すもの。 |
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育てるためのベストな環境 |
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むだ吠えや体臭が少ない犬種のため、マンションを始めとした室内飼育に好適です。
でもその身体特徴から、気をつけてあげたいことがいつくかあります。 |
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・短吻(鼻ペチャ)で気道が短く、体熱の発散が苦手 →
特に夏など気温の上がる時期は、空調等で気温の管理(24℃位に)に要注意。
夏の散歩は早朝や日没後の涼しい時間帯に。
車への閉じ込めも厳禁です。 |
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また寒い時期も、冷気が直接気管に入り込むと体調を崩すもとになります。
寒さ(特に夜間)対策もお忘れなく。 |
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・皮膚のトラブルも多い犬種のため、湿度の管理にも気をつけてあげて下さい。 |
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・目が大きく突出しているので、異物の混入や「突き目」などの事故に遭わないように。
散歩時の草むらや林、犬同士のケンカには特に注意して。 |
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性格・性質、しつけの上でのワンポイント |
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・人間好きで情が深く、他の犬や動物に対しても警戒心がない方で、素直で屈託がありません。
その点でも老若男女の誰もが飼いやすい犬種のひとつです。
また、飼い主との時間を楽しみにする面も強いことから、じっくりお付き合いの出来る飼い方がベスト。 |
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・好奇心が旺盛な反面、運動欲求が強すぎると言うほどでないことから、散歩もハードなものでなく、
「散策的」なものを意識して、精神的欲求を満たすように心がけます。 |
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ただ体重も成犬時には10kg以上になりますので、突進時にリードを取られての事故などを考えて、
小さな子供や高齢者にはリードを預けない方が良いでしょう。 |
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・しつけに関しては、人間の言葉や感情をよく理解する賢い犬種であり、頑固で意地っ張りな面もあるので
根負けしないように。
いけないときはいけない、ほめる時にはたっぷりほめる、といったメリハリをつけて。
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適切なケア方法 |
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◎肌の手入れ |
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短毛種のため、手入れは比較的簡単ですが、脂漏性でフケや湿疹が出やすい体質のため、まめな
ケアが必要です。
・ボディは柔らかいラバーブラシで、毛並みに沿って撫でるようにブラッシングします。 |
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・皮膚を清潔に保つためには、蒸しタオルで身体を拭くのが効果的。
特にしわのある部分(目、鼻、口の周りなど)や指の間には、涙や食べ物のカス、埃などが溜まって
汚れやすく、湿疹が出やすいので、しわの中まで気をつけましょう。
鼻水もまめに拭き取ります。
・拭く時は毛の流れに沿って、あとの湿り気が残らないように注意して。
・タイミングとしては、食事の後、散歩からの帰宅時は特に。 |
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・鼻先が短く、お尻の清拭が自分の舌では上手くできませんので、排泄後はお尻周りもきれいにして
あげましょう。 |
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◎シャンプー |
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体臭が少ない犬種ですが、脂漏体質のため、シャンプーには犬用の薬用シャンプーを使います。
乾燥も入念に。 |
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◎耳そうじ |
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立ち耳の割には、脂漏性のために耳垢が溜まりやすい体質です。
定期的に耳の中をよく見て、鉗子に巻きつけた脱脂綿や綿棒をイアーローションで湿らせて耳そうじを。 |
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そうじが終わった後は必ず余分なローションを拭き取るように注意します。 |
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頻繁なそうじや乾いた綿棒では、中を傷つけてかえって外耳炎になることもありますので、
きれいな耳は無理にいじらないようにしましょう。 |
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◎目の手入れ |
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目が大きく突出しているので、眼球が傷つきやすくなっています。 |
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散歩や遊びのあとは、異物が混入していないかチェックしながら、目の周りを拭くようにします。
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なりやすい病気・身体の弱い部分 |
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| 皮膚疾患 |
脂漏性の体質のため、皮膚疾患に罹りやすい素地があります。
多くは細菌感染によるものが(膿皮症)多く、発生の確率も高くなっています。
原因としては、外的なもの(高気温、高湿度、ノミ、ダニ、蚊など)、内的なもの(免疫力の低下、内臓疾患など)などが挙げられますが、外的な原因による場合の多くは、原因の除去とその犬に合った薬用シャンプー剤でのシャンプーと抗生物質の投与を行います。 |
| ただ皮膚疾患自体が膿皮症によるものばかりとは限らず、重大な疾患を抱えている場合もあるため、獣医師に診てもらうようにします。 |
| 外耳炎 |
これも脂漏性のために起こりやすい疾患です。
細菌や真菌(かび等)の感染によって外耳道が炎症を起こします。
予防策としては耳そうじですが、耳の中を傷つけるとかえって炎症を起こしやすくなりますので注意します。 |
| 眼 球 |
目が大きく突出しているので、眼球が傷つきやすくなっています。異物の混入や「突き目」などの事故に会わないよう、遊びや散歩の時には特に注意をしてあげて下さいね。 |
| 呼吸器 |
短吻(鼻ペチャ)で気道が短いことに由来する疾患も多くなります。
軟口蓋過長症(口腔内上部のかたい部分の奥の皮膚がたるんで、喉の入り口の上に垂れ下がってくる病気)は先天性のものや4〜5歳位から垂れ下がってくるものなどがあります。運動や気温の上昇で呼吸困難を起こす場合もありますが、手術で除去できます。
その他、鼻腔狭窄症や気管狭窄症、気管形成不全症などは先天性のものが多く、短吻種に多く見られます。
上記の「育てるためのベストな環境」にも書きましたが、刺激を避けるために温度管理には十分注意します。 |
| 関節関節 |
関節や骨に関するトラブルも比較的に多いようです。
体重管理をして、膝、股関節、背骨に過重な負担をかけないよう気をつけます。 |
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健康管理方法 |
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衛生的で健康的な環境で生活させることは他の犬種でも同じですが、健康チェックポイントをいくつか挙げておきます。 |
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| 食 欲 |
食欲旺盛な犬種のため、食べ過ぎによる肥満に注意します。
上記の「関節」のところにも書きましたが、身体に余分な負担をかけないためにも気をつけます。
食欲は、夏は減退、冬に向けては増進する傾向がありますが、極端に低下した場合や異常に過食になった時は獣医に相談するなり注意しましょう。 |
| 便 ・ 尿 |
便は適度に固いのが通常ですが、下痢の場合、食べ過ぎ、消化不良、食中毒、大腸炎の可能性もあります。
尿については、その色(赤色や茶色がかっていないかなど)をよく見ましょう。 |
| 鼻の乾き |
寝ているとき以外は、しっとり濡れているのが通常です。
乾いている時の多くは、発熱の可能性があります。
また、ひび割れ、鼻水、はれなどもチェックしましょう。 |
| 耳の汚れ |
耳垢がたまっていないか、耳だれ、悪臭などに気をつけましょう。
耳垢が黒い場合、ダニがいる可能性もありますので、普段からのケアに注意します。 |
| 目の表情 |
目の表情がイキイキして、光を放っていますか。
キズはありませんか。目やに、充血、白濁などにも注意します。 |
| 歩 き 方 |
不自然な歩き方をしていないか、足を触ると鳴く場合は、骨折も考えられます。
足の裏にとげが刺さっている場合もありますので、頭に入れておきましょう。 |
| 嘔 吐 |
繰り返し嘔吐する場合は、胃内異物、胃腸疾患、中毒、感染症を疑います。
特に子犬の場合は、何でも口に入れることが多いため、周囲の物品には注意しましょう。 |
| 咳 |
咳をよくする場合は、ケンネルコフ、気管支炎、肺炎、ジステンパーの疑いがあります。
成犬の場合、フィラリア症も疑ってみますが、心臓が悪い場合にも咳が認められることがあります。 |
| 口 臭 |
口臭が強い場合は、歯周病、歯肉炎、歯石や内臓疾患の可能性があります。日ごろの歯磨きにも注意しましょう。 |
| 皮毛の状態皮毛 |
光沢があり、艶がありますか。
ぱさつき、かゆみがある場合、湿疹やかぶれがないか注意しましょう。 |
| 脱 毛 |
犬にもストレス性の脱毛がありますが、湿疹や菌による脱毛症の場合もあります。
病的なもの以外にも、換毛期(毛の生え代わり)による自然な生理現象によるものもあります。 |
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予防・対策方法 |
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総論としては、飼育の初期から遊びやグルーミングの機会を利用して、体に触られることに慣れさせておき、ケアの時にも嫌がらないようにしておくこと。
また、異常を早期に発見するためにも、普段からの観察が大切になります。
要は、愛犬に愛情を注ぐ一環だとお考え頂ければと思います。
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体の各部位ごとの予防・対策方法については、上記の健康管理方法の欄に書いてありますので、トラブル発生の原因と併せてお読み下さい。
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